24時間経営のジムも増え、トレーニング環境もずいぶんよくなりました。
自分の生活に合わせてトレーニング計画を立てることも簡単になったと思われます。
そんな中、早朝出社前にウエイトトレーニングをする人も増えてきたと思います。
しかし、
「朝っぱらからフルパワーが出ない」
「朝っぱらだととにかく筋肉が張らない」
そんな悩みを抱える方も多いと思います。
そんな時は単純にNO(エヌオー)系、つまり、「一酸化窒素のサプリメント」を摂取することもよいですが、必須ではありません。
そして「ある条件」を満たしていないと、パンプアップしづらくなってしまいます。
NO系サプリを使用しても、効果は半減です。
そのある条件とは
ほぼ空腹状態でトレーニングをする
寝起きの水分と、ひとつまみの自然塩
この2つです。
NO系サプリをとっていたころと比べても、変わらずによいパンプが得られております。
この記事を書いている僕はボディビル歴15年以上になります。
数多くのサプリメントも試してきました。
もちろん、ステロイドやホルモン剤などのドーピングの使用は一度たりともありません。
僕が実践していることをベースに解説しますが、実際に早朝トレーニングは絶好調で、パンプもバッチリしますよ!
ただ、各種データーにおいては夕方のほうが筋トレに向いている時間帯という結果があります。
しかし、早朝にしか時間が取れないなど、生活環境による場合は少しでもパフォーマンスを高める工夫をするのが大切です。
ぜひ最後までお付き合いくださいまし。
早朝から気合十分パンプバッチリ!その条件とは!
朝っぱらからトレーニングなんて、なかなか気合が入らない、筋肉もさっぱり張らないし。
その対策として先ほど触れた「ほぼ空腹」「水分と塩分」ついて解説します。
ほぼ空腹状態でトレーニングする
筋肉をパンパンに張った状態を得るには、各筋肉の毛細血管すみずみに、より多くの血流を送る必要があります。
食事をとると内臓に血流が集結するため、筋肉に回される血液が減ります。
筋肉をパンパンに張った状態にするためには、「空腹である」ことが必要です。
もちろん、満腹でも張る時は張りますが、血液を奪われた内臓ははたらきを落とし、消化に負担がかかる恐れがあります。
トレーニング前に糖質をとることは大切かもしれませんが、直前の場合はバナナなど極めて消化が早いものにするか、量も少量にとどめておくことをおすすめします。
個人的には、前の食事でしっかりと糖質をとっていれば十分にグリコーゲンが筋肉と肝臓に蓄えられているため、早朝に追加で経口摂取せずともトレーニングには問題ないと感じております。
間違っても腹一杯でトレーニングにのぞんではいけません!
早朝だとあれこれ不足しているだろうと心配になって、がっつり食べてしまう方もいるかもしれませんが、すぐにトレーニングが控えている場合は逆効果です。
必要最低限のものだけを摂取し、ほぼ空腹でトレーニングにのぞむことをおすすめします。
水分と塩分がとれていること
睡眠中、脱水になることは周知の事実です。
水分だけではなく、自然に少しずつ起こる発汗(不感蒸泄)により、ナトリウムも失われています。
寝起きは筋肉がペタンとしています。水分をとって、いち早く回復させましょう。
早朝のトレーニングは血栓のリスクもあると言えば、ありますしね。
運動を控えた早朝こそ、しっかりと確実に水分をとってメンテしましょう。
しかし
水だけ摂取しても十分に体内にとどめておくことはできず、尿として排泄されてしまいます。
しかしごく少量の塩分とともにとった場合、体内にとどまることができます。
日中でしたら食事にも塩分が含まれており、そこは問題ありません。
朝一の水分摂取は、一つまみの塩分を添えて行い、しっかりと体内に水分をとどめることをおすすめします。
塩と言いましても、精製され、成分が塩化ナトリウムしか残っていないような「食卓塩」はおすすめしません。
塩化ナトリウムだけではなく、各種ミネラルが自然のバランスで含まれている「海のバランス」こそが自然のバランスです。
そんな本物の塩をチョイスしましょう。
おすすめは「ぬちまーす」です。
世界一のミネラルバランスを誇る塩と名高く、健康マニアはみんな持っている。
そんな世界最高峰のお塩です。
脱線しますが、古来のがんの治療法で「海水と血液を入れ替える」なんて都市伝説もあるくらい、海水のミネラルバランス、つまり「本物の塩は優れもの」ということになります。
ぬちまーすが手に入らない場合、「天日海塩」「皇帝塩」もおすすめです。
そもそも塩は大量に使用するものでもないのでなかなか消費できません。
品質が最高ものでもコスパはよいです。
前日の夕食をバランスよく。
おまけとしてこちらも紹介しておきます。
早朝にトレーニングするならば前日の夕食をしっかりと。
夕方にトレーニングをするならば、当日のお昼ご飯をしっかりと。
「食事をしっかりとる」と言いますが、目的は「グリコーゲンを得る」ことにもあります。
しっかりと「炭水化物」を食べましょう。
また、「食べすぎなくても大丈夫」です。
バランスよく食べていれば、腹8分目で十分すぎるほどです。
こんな感じで前の食事を普通にとっておけば、筋肉中のグリコーゲンは十分に満たされているはずです。
エネルギーはもう満タンというわけです。
早朝にトレーニングをするわけですが、何もトライアスロンに出場するわけではないので、そこまでエネルギー摂取に神経質にならなくても大丈夫です。
1時間の筋トレでしたら、フルパワーで行うことは十分可能です。
あとは、トレーニング開始とともに飲むマルトデキストリンやブドウ糖があればもう十分、おなかいっぱいです。
早朝から元気いっぱい!早朝トレーニングの実例
それでは、実際に早朝はどのようなルーチンで行動しているのか。
早朝トレーニング歴5年以上の僕の実例で恐縮ですが、次の記事内で紹介しています。
早朝トレーニングを考えている方、なんだか調子が上がらない方、ぜひご参照ください。
朝から絶好調のポイントはあくまで「ほぼ空腹」「水分と自然塩」ここはおさえていただきたいと思います。
NO系無しで早朝トレーニングでも筋肉をパンプさせる方法、まとめ
寝起きだからいろいろ不足しているだろうと考え、あれこれ食べてお腹いっぱいになることは避けたほうがいいでしょう。
極めて消化の良いものを選択し、「ほぼ空腹状態」でトレーニングにのぞみます。
こういった時も、サプリメントは便利です。
ほぼ空腹
水分と自然塩
ここをベースにあとは必要な成分をサプリメントでサポートし、早朝トレーニングにのぞみます。
「夕方ならパンプするのに、朝だとだめだ・・」そんな方でもしっかりパンプアップしてくれるはずですよ!
朝っぱらから筋トレなんて、健康を害していないのか?
早朝トレーニングが当たり前になった今、個人的には問題ないと感じています。
しかし心配な方は強度を調節するか、早朝を避けるのがいいでしょう。
とはいえ、早朝に筋トレをするよりも、普段の食生活を整えるほうが健康には大切だとも思います。
早朝トレーニングにはメリットがたくさんあります。
日中は忙しくて、早朝しかジムでトレーニングをする時間がない方は、ぜひご参照ください。
また、
「早朝トレーニングにはデメリットが多く感じられ、どうにも踏み切れない・・。」
「そもそも早起きして筋トレなんて、難易度が高すぎる」
と感じる方も多いと思います。
そんな「デメリット対策」をまとめた記事はこちらです。
ぜひとも両方の記事をセットでご参照頂ければと思います。
レッツ、朝トレ!