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筋肉と脂肪、マッチョとおデブ。暑がり寒がり、どっち?

2020年3月11日

マッチョとおデブさんでは、どっちが寒さに強いでしょうか。

筋肉が多いマッチョだと、寒空の下でもタンクトップ一枚で白い歯を出して全身から水蒸気を発しながら汗をかいているイメージがあるかもしれません。

脂肪で太っている人も、漫画ではよくフーフー言いながらおでこをハンカチで拭いているシーンが描かれていることもあります。

 

どちらも汗っかきのイメージを持たれることが多いかもしれません。

結局どっちも寒さに強そうですが、果たして?

今回は特に短いです。

 

筋肉と脂肪、マッチョとおデブ、寒さに強いのはどっち?

結論から言いますと、脂肪の乗ったガチムチが寒さに対して最強ということになります。

オフシーズンのボディビルダーや、プロレスラー、お相撲さんもそうだと思います。

熱を産生する筋肉

断熱効果を持つ脂肪

筋肉も脂肪も兼ねそろえることで、熱を生み、熱をため込む。

やはり「ガチムチ」こそが寒さには最強と言えるのではないでしょうか。

 

筋肉はボイラー、脂肪は断熱材。寒さに強いほうを考える。

筋肉も脂肪も多いガチムチこそが寒さには強い。

もう少し詳しく解説してみます。

 

筋肉は熱を産生する

筋肉はボイラーのごとく、熱を産生します。

しかし、いくら熱を産生しても、脂肪が少なければすぐに熱が奪われるため、常に動き回るなどしてボイラーを一生懸命稼働させ続けないといけません。

マッチョであっても脂肪が少ない場合は太い血管が露呈し、熱を奪われやすいとも考えられます。

 

脂肪は熱をため込む

脂肪は断熱材のように熱をため込む働きがあります。例えるならダウンジャケットですね。

結果的には少しずつでも産生された熱をしっかり体内にとどめ、外に逃げないように守ってくれます。

太い血管も脂肪に隠れます。

ただ、筋肉量があまりに少ないと、産生する熱があまりにも少ないため、脂肪が多くても寒さに弱い、ということにもなります。

 

極寒を耐える野生動物の体脂肪率

アザラシとホッキョクグマを例に出します。

アザラシは体脂肪率は50%で、ホッキョクグマは35%です。立派な断熱材を身にまとい、極寒の海に適応しています。

逆に、チーターの体脂肪率は4%で、犬と猫は15%だそうです。

 

マッチョとおデブ、寒さに強いほう対決、まとめ

マッチョとおデブさんでしたら、寒さに強いのはおデブさんの可能性が高いです。

ただし、太っていても筋肉量が極端に少ない場合はその限りではないと思います。

さらに、幾多のハードトレーニングを乗り越えてきたスーパーマッチョでしたら、実はものすごく寒くても顔色一つ変えずに根性で耐え抜いてしまうかもしれません。

 

となると、有り余る筋肉からの熱産生もすさまじく、断熱材もしっかり身にまとっているオフシーズンのボディビルダーや、プロレスラー、お相撲さんが極寒に耐性がある、ということになります。

熱産生、熱の放散を防ぐ、どちらも兼ねそろえておりますね。

 

なお、逆に暑がりはどちら考えた場合、そちらも外気温をもろにため込むおデブさんのほうが暑がりではないかと思います。

体脂肪の低いマッチョはボイラーが多いゆえ代謝が高いですが、断熱材が少ないです。

涼しい日に暑いと感じていることもあまりありません。

断熱材がないので熱はため込まず、しっかりと放散するからでしょう。

 

寒さにも暑さにも強い「ガチムチ」を目指したい方は、次の記事をお役立てください。

僕自身ボディビルを15年以上行っております。

もちろん、ドーピングなど筋肉増強剤の使用は過去も現在も、一度もありません。

楽しくウエイトトレーニングを行って、効率よくマッチョになってみませんか?

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