多くの筋トレ民にとって、プロテインパウダーは毎日食べるご飯と同じです。
プロテインはたまに飲むものではなく、運動をする日もしない日も、毎日数回飲むものです。
ボディビルダーのようにマッチョなりたい方はもちろん、スポーツをされている方も同じです。
体づくりのためには十分なたんぱく質が必要です。
プロテインをたくさん摂る人の場合は一日数回毎日飲むのですから、プロテインはあっという間に無くなるのが現状です。
プロテインはすぐに減るから、安いプロテインを飲んでいる。
しかし安いプロテインを飲むとおなかにガスがたまって苦しい。
屁ばっかり出て辛い・・しかもやたら臭い。
WPIが欲しいけど、値上がりも激しく、高くて無理!
一般的なプロテインは「ホエイプロテイン」というもので、「ミルクプロテイン」の一つです。
ホエイプロテインには大きく二つに分類されます。
WPC⇒ホエイプロテインコンセントレート(安いプロテイン。残った乳糖でガスがたまる人多し)
WPI⇒ホエイプロテインアイソレート(高いプロテイン。乳糖も除去されているためガスがたまらない)
プロテインというものは、特に男性ならば毎日、一日に何回も飲むことになります。
日々大量に消費するため、その分コストもかかります。
そんなわけでプロテインヘビーユーザーは安いプロテイン(WPC)を使用せざるを得ない方は多いと思います。
それでも僕のおすすめはWPI(ホエイプロテインアイソレート)です。
それはなぜか?
まずは、WPCだとおなかにガスがたまる人が多く、常に胃腸の不調に悩まされるからです。
それでもWPIが高いからWPCを飲んでいる方も多いかもしれませんが、安いプロテイン(WPC)と同等の「高いプロテイン(WPI)」があります。
それが今回紹介するおすすめプロテインである
MADPROTEIN 「ホエイプロテイングラスフェッドWPI」
になります。
ところで、「おすすめプロテイン」とありますが、「あくまで僕のおすすめ」です。
今回は
「お腹が張らない」
「味付きも選択できる」
「WPIという高品質だけど他と比べて安い部類」
ここから選出してみました。
そして、数多くのプロテインがありますが「どれも効果は同じ」です。
高いプロテインがマッチョになれる、安いプロテインはマッチョになれない、そんなことは全くありません。同じです。
どれもアミノ酸スコア100のたんぱく質です。
ホエイプロテインが軒並み値上がりした件について
2021年6月あたりより、ホエイプロテインが全般的に値上がりしてしまいました。
2023年6月現在、値上がりはまだ続いており、これを機にプロテインを卒業した方も多いかもしれません。
原因はコロナによる外食産業の需要低下と、それに伴うチーズの需要低下。といわれています。
チーズを作る時に作られる「ホエイ」は、ホエイプロテインの材料になるのですが、チーズの生産が落ちたことで、ホエイの量も減ることに。
それでいて、コロナ対策として健康づくりに関心が向き、高たんぱく食を目指すためにホエイプロテインの需要がアップ。
また、自宅での筋トレをする人が多くなり、プロテインの需要がアップ。
ホエイプロテインの原材料が少なくなり、ホエイプロテインの需要が多くなり、需要と供給のバランスが崩れる結果となって、ホエイプロテインが値上がりしたということです(2021年の話です)。
参照⇒エクスプロージョンさん
そんな中、もともとはグロングとニチガのWPIはイチオシでした。
しかしこれらもずいぶん値上がりしてしまいました。
今回はそれよりももっとお得なWPIの紹介になります。
お腹が張らないおすすめプロテイン発表!
というわけで、僕が総合的に判断したおすすめプロテインランキングを発表します。
WPCではなくWPI
おなかにガスがたまらない
人工甘味料、人工香料、砂糖、添加物無し
プレーンが苦手な方に、味付き(甘味料はあり)も紹介
安い!
おすすめプロテイン代1位!「MAD PROTEIN ホエイプロテイングラスフェッドWPI」
僕が知る限り、今一番お買い得なWPIはこれ!(2023年6月現在)
以前はグロングとニチガのWPIが安かったのですが、これらを抑えての第一位となりました。
ニチガやグロングが1キロ当たり4000円前後するのに対し、こちらは1キロ当たり約3000円と、ぶっちぎりの安さを誇るWPIです。
ニチガやグロングのWPIの原産国はアメリカ。
そして製法がCFM(クロスフローマイクロフィルトレーション)とあり、これは国産の有名どころの高級プロテインで広く取り入れられている安定と高品質の製法なのに対し、マッドプロテインの方は原産国はイギリスです。
ホエイプロテインの理想は、BCAA含有率が20%。
以下に二点のプロテイン紹介していますが、ニチガとグロングのWPIはどちらも20%となっており、成分表もしっかり公表しています。
しかしマッドプロテインは成分表が商品にも公式サイトにも公表されていないため、品質を追求すると果たして?という現状もあります。
6/21日、この点をメーカーに問い合わせました。
翌日、すぐに返信が来ました。素早いご対応ありがとうございます。
アイソレートの商品ですが、100g当たりのBCAAの含有量は下記の通りになります。
バリン 3800
ロイシン 8700
イソロイシン 4500
第三者機関の認定を頂いておりませんが、今後認定を頂けるよう現在進めております。
とのことでした。
BCAAの含有量は100g当たり約15gと、少し少なめでした。
これをどうとらえるか。
誤差の範疇で良しとするか
それをもってしてもこの安さはとてもありがたい
食事メインでプロテインは補助程度にしか使用しないのでこれでも全然問題なし
どう考えるかはそれぞれです。
イギリスといえばかの有名な「マイプロテイン」があります。
そして、グラスフェッドといえば成長ホルモンなどの薬物を使用せずに、無農薬農場に放牧して育てたストレスフリーの牛からゲットしたミルクを原料とししたプロテイン、であること。
これだけ聞くとよさげです。
マッドプロテインがイギリス産ならば、マイプロと同じなのか?
ということで、マイプロにアイソレートの100g当たりのBCAA含有量を問い合わせたのですが、6月下旬よりまだ返答なし。
気にならない方でしたら、この商品はコスパ万全です。
Amazonと楽天の価格設定は同じですが、ポイントを加味すると楽天ユーザーはさらにお得です。
最安値(ノンフレーバー5キロまとめ買い)だと1キロ当たり1000円以上も安いのはほんと助かります。
フレーバー付きだと1キロ当たり200円アップします。うーん、それでも断然、安い!
成分表を見る限り「レシチン」が入っていませんが、さほどだまにならず、ビルダー飲みも可能です。
泡立ちも問題なし。
ちょっと歯にくっつく程度で問題ありません。
フレーバーも人工甘味料不使用なところが、メーカーの健康へのこだわりを感じ、嬉しいですね!
おすすめプロテイン第2位!「グロング ホエイプロテイン100WPI」
第2位は!
国産のサプリメントメーカー、グロング。
店頭では見かけず、ネットのみの販売です。
ネット界隈では高い人気と知名度を誇る、「コスパ最強」「人気抜群」の商品です。
WPIなのにそのへんのメーカーのWPCより安い。
グロングも2021年6月あたりより、値上がりしてしまいました。
そして2023年6月現在、
1キロ当たり 2450円⇒円3993円
かなりの値上がりになってしまいました。
それでも有名どころのWPIは今現在9500円くらいしますからね。すごい価格差です。
ホエイアイソレート、1キロ当たりの値段の確認です(2023年6月現在)。
・マッドプテロイン 3000円
・ニチガ 4126円
・グロング 3993円
※1キロ当たりの最安値
今まではニチガのほうが安かったのですが、値上げラッシュの中、グロングがニチガより安くなりました!
製法がCFM(クロスフローマイクロフィルトレーション)とあり、これは国産の有名どころの高級プロテインで広く取り入れられている安定と高品質の製法で、品質の信頼度を感じさせてくれます。
CFMは米国グランビア社が作っている製法で、世の中のほとんどのプロテインはグランビアの原末を色々加工して商品として販売しています。
そして各付加価値をつけて、高く販売していると思われます。
つまり、実のところ「世の中のホエイプロテインのほとんどが米国グランビアのプロテイン」です。
「どうしても味無しは苦手」という方も、数種類のフレーバー付きがあります。
ただ、「フレーバー付き」は人工甘味料で行っているため、「かなり甘い」と予想されます。
人工甘味料で味付きをしたプロテインは、どれも似たような味になっています。
あとは「極端に甘いか」「甘さ控えめ」の差で、好みの問題です。
「極端に甘い」ほうは、人工甘味料を数種組み合わせている場合が多く、
「甘さ控えめ」は人工甘味料が単体の場合が多いです。
すいません、僕はこのグロングの味付きのプロテイン、飲んだことないのです。
WPIと人工甘味料、成分を見るとだいたい予想はつくのでそのまま紹介させていただきました。
コスパも品質も素晴らしく、おすすめできることには変わりありません。
プレーンは飲んだことありますが、普通のプレーンでした。他のメーカーのものと同じです。
楽天とAmazonは同じ価格ですが、ポイントを考慮すると楽天のほうがお得です。
おすすめプロテイン第3位!! 「NICHIGA ホエイプロテインWPI instant」
栄えある第3位は、ニチガのホエイプロテインWPI instant です!
アイソレート100%、たんぱく質含有量90%!
1キロ当たり、なんと約2300円。
WPIのグラスフェッドもプラス100円で買えました。
・・・だったのですが、
2021年6月頃より他メーカーと同様に値上がりが続き、
2022年12月時点で、1キロ当たり約4126円となってしまいました。
他にもちょっとだけ安いプロテインはありますが、ほとんどがWPC(お徳用)プロテインです。
人によってはおなかにガスがたまるので個人的にはおすすめしません。
飲むならばWPI。
飲まないならば鶏むね肉などのリアルフードがおすすめです。
頑張って調理しましょう。
ちなみにニチガのプロテイン、rBST(成長ホルモン)を使用しない牛から搾乳した乳を原料にしていると明記されています。
やたら安いから品質はどうなの?
ということですが、
「アメリカのCFM(クロスフローマイクロフィルトレーション)プロテイン」を原料(メーカーに問い合わせました)としているので、
つまり日本国内大手のホエイプロテインアイソレートと全く物は一緒であると思われます。
グロングと一緒ですね。
それなのに値段が3倍くらい開きがあるのは、広告費や人件費、そして「付加価値」であると勝手に推測します。
この商品はプレーンの味無しです。
と言うか、味無ししかありません。
しかしそれでいいのです。
そして、すごく溶けやすいのでビルダー飲み(粉を直接口に放って、水を含んでぶくぶくして飲む)もできます。
おまけに袋のチャックがしっかりしていて、管理しやすいです。地味に大切なポイントです。
1キロごとの子分け包装も、地味に便利です。
1キロ単品だと割高になるので、3キロまとめ買いで最安値を狙うのがよいと思います。
Amazonと楽天、同じ価格になっていますが、楽天のポイントが多くつく場合、楽天のほうがお得です。
お試しの方は1キロでよいと思いますが、3キロまとめ買いよりはちょっと高くなります。
とはいえ、それでもWPIの中では最安値に近いと思います。
ちなみに!
この商品はアイソレートと、アイソレートインスタントの二種類があります。
おすすめするのは「インスタント」のほうです。レシチンが入っているかいないかの差です。
レシチンが入っていないと泡立ちが冗談抜きにすさまじく、とても飲めたものではないです・・・
ビルダー飲みはもちろん不可。
レシチンが入っていないプロテインを飲んだのは別メーカーのものでしたが、それ以来警戒して無添加の物でもレシチンだけはちゃんと入っているものにしています。
そんなわけで、この商品はインスタントのほうを強くおすすめします。
番外編 僕が買わないプロテイン(すいません)
僕が買わないプロテイン。それは国産の有名どころのものです。
だって、すっごく高いんですもの…。
値上げラッシュ前から高く、値上げが進んだ現在も、高いうえに値上げしているので、結局グロングやニチガの倍の価格のままです。
CFMなのできっとグランビアのプロテインだと思うので、倍のお金払ってまで買おうとは思いません。
なんか勘違いしていたらすいません。
昔はiHerbや輸入代行を利用するまでは、ウィダーのマッスルフィットプロテインを飲んでいました。
そしてしばらくはニチガのホエイ、海外のホエイをセール時期によって買い分けていましたが、値上げラッシュによって、とうとう買えるものはグロングかニチガだけになりました。
国産のプロテインは高いなぁ‥
バルクスポーツ以外は全部高い気が…。
「なんと驚きのコスパを実現!!」なんて商品は、ほぼ例外なくWPCです。
そりゃ安いですよ。
しかし、
コンセントレートなのに、マッドやニチガやグロングのアイソレートより高い。
プロテインだけではなく、サプリメント全般高いです。
なんでこんなに高いんだ!?
というかニチガとグロングがものすごく安いです。
すいません、あくまでぼくが勝手にそう理解しているだけです。
アイソレートかコンセントレートかの見分け方
もしプロテインをお持ちなら、商品の裏の「成分」の欄をご覧ください。
お持ちでないのでしたら、どのプロテインでもいいのでとりあえずググって商品ページの成分の項目をご覧ください。
Whey protein concentrateと最初に記載されていれば、そのプロテインはお徳用のコンセントレートです。
Whey protein isolateと記載されていれば、そのプロテインは高品質のアイソレートです。
国産の物だと「乳清たんぱく」だけ書かれている場合がありますが、その時はたんぱく質含有量をざっと計算するといいです。
成分表を見ましょう。
一食○○グラム当たりのたんぱく質〇g、
または、100グラム当たりたんぱく質○○グラム
などと書かれています。
成分表に書かれているので、あとは割り算するだけです。
100グラム当たりたんぱく質が78gと記載されていれば、たんぱく質含有量はおおよそ78%になります。
100グラム当たりたんぱく質が90gと記載されていれば、たんぱく質含有量はおおよそ90%になります。
一回分(30g)当たりたんぱく質27gなど書かれている場合もあります。
※ちなみに「無水換算値」と書いてある場合がありますが、たんぱく質にくっついているわずかな水分を含んだ値です。無水でもそうでなくてもほとんど値は変わらないので、どっちを基準にしてもいいです。とにかくだいたいでいいです。
ホエイプロテインコンセントレート⇒たんぱく質含有量70%から80%
ホエイプロテインアイソレート⇒ たんぱく質含有量90%前後
だいたいこんな感じです。フレーバー付きだったり色々添加物が入っていると、もう少し含有量が低くなる場合もありますが、大体でいいです。
たんぱく質含有量が90%前後と高いものをアイソレートだと考えていいと思います。
おすすめプロテインまとめ
プロテインを買うのでしたら、「お腹が張らない、価格が安い」
ここを押さえるのがおすすめです。
美味しく飲めてもおなかが慢性的に張っていては、健康にもよくありません。
そうなると、WPC(コンセントレート)ではなくWPI(アイソレート)を選択。
WPCよりWPIのほうが高いのですが、今回紹介したWPIはWPCよりも低価格です。
プレーン(味付け無し)が苦手な方は、
マッドプロテインのWPIグラスフェッド(人工甘味料不使用)
グロングのホエイプロテイン100WPI(人工甘味料あり)
この味付きをお試しください。
味付きもいいですが、プレーンもほんのりミルクの風味が残っていて十分においしいですよ!
毎日数回飲むものなので、添加物は一切不要です。
また、コスパ最強のおすすめ必須アミノ酸(EAA)も紹介しております。
こちらもぜひご覧ください。
おすすめのプロテインバーはこちらです。
ドロドロ溶けるコーティング、おなかの張りとおさらば!