「ジムに入会したものの」
・結局会費だけを払って全然行っていない・・・
・だんだん通うのがストレスになってきた
・服やグッズを揃えただけで満足してしまった
・なんかつまらない
「食事管理を始めたものの」
・毎日のおやつがやめられない
・弁当の準備が面倒くさい
・3食食べるのが億劫
・献立を考えるのが面倒くさい
・むね肉パサパサで辛い
夏を控えた時期、ジムの会員さんが増えますが、夏の終わりとともに二度と帰ってくることはなかった・・・
というのも、ジムの風物詩です。
この記事を読むことで
ジム通い継続のポイントは習慣化である
習慣化するために環境を整える
ここを理解していただくと、少しでもジム通いができる可能性が上がると思います。
ジム通いが続かない。習慣化させるにはどうしたらいいのか?
僕はほとんど毎日トレーニングをしていますが、もはや朝の洗顔と同じ感覚で、すっかり日常生活の一部と化しております。
一日一時間のトレーニングを終えると、
「今日も自分なりに一歩前進できた」
「今日という一日を無駄にしなかった」
「今日も楽しかった」
と、ちょっとした充実感を得ることができます。
はたから見たら変態、
もとい、
大変だと言われることもありましたが、全くそんなことはありません。
単に楽しいから、好きだからやっているだけでして、それが当たり前です。
そうして気が付いたらいつの間にか体型が大きく変わっていた、という感じです。
筋トレに限らず、「習慣」こそが結構な成果を生み出してくれるものです。
そんな筋トレ大好きな僕も、最初は半年で飽きて、挫折しました。
しかし、復活しました。これもあとで解説します。
ダイエットや肉体改造は、「まずは三ヶ月!」です。
やる気は自然に沸いてこない
朝の早起きもそうですが、眠気が覚めるのを待っていたら昼になってしまいます。
勉強が嫌でダラダラしていても、やる気は沸いてきません。
思い切って布団から出て動き出す、
また、嫌でも勉強に取りかかると案外問題なくこなせるものです。
嫌なことも一回手をつけてしまうと、案外そのままするすると取り組めた経験は誰しもあると思います。
やる気が出るのを待っている間、頭の中には「できない理由」がどんどん生まれています。
できない理由がパンパンになると、もうお手上げです。
時間だけが過ぎていきます。
これが続くと、「嫌なことはサボるのが習慣」になります。自分にも耳が痛いです。
とにかく行動あるのみです。
「やる気」の後に「行動」があるのではなく
「行動」のあとに「やる気」があると思います。
「少しだけ」の行動が、やる気スイッチをオンにできる
一度に100%やってしまうのではなく、ちょっと手をつけるだけでいいと思います。
100%やろうと考えると、絶対にやりたくなくなります。
ジムも同じで、あれこれやろうと考えると行く気が失せてきます。
ストレッチをして帰る
バイクをこぐだけ
この程度で考えます。
ちょっと手をつけるだけでもそれをコツコツ続ければ、膨大な作業量になります。
一回に一人で食べるのが無理なクジラも、少しずつ地道に食べればいつかは全部食べることも可能です。
気が乗らないこともちょっと手をつけてみると「もうちょっとやれそうだな」「なんか乗ってきた」と、背中を押されたように思いのほかはかどった経験のある方も多いと思います。
筋トレや食事管理、ジム通いなんかも同じです。
少しずつ少しずつ、ちょっとでいいので何か行動をしてみましょう。
「ジムに行って10分だけウォーキングマシンで歩いたらとっとと帰る」でも全然違います。
最初は10分以上歩かないようにして、その代わり週に三回は必ずジムに行くようにします。
「食事は変えたくないけど、せめてお昼にコンビニのゆで卵を一個食べるようにする」も、ちょっとした変化です。
習慣化してくると自然に歩く時間が15分に伸びていったり、スタジムプログラムに関心を持つようになったり、今まで全く朝食を食べなかったのにバナナ一本は食べるようになったりと、また変化が出てくると思います。
まずは1mmでもいいので、行動してみましょう。
毎回1mmで十分です。
そしてその1mmが習慣になると、次は2mmの行動につながっていくと思います。
もう少し詳しい解説は、下記の記事がおすすめです。腰が重い方は是非ご覧ください。
はいそうです、僕もそうです。
ジム通いが続かないならば、習慣化させるための環境を整える
1mmだけ行動するといっても、それも面倒だという気持ちは誰でもあると思います。
むしろそれが普通だと思います。
僕も筋トレ以外は何もしたくないタイプで、基本怠け者です。
それは「危険な行動、未知は徹底して避ける」という、動物としての本能だそうです。
気が乗らないことをやらなくてはと思ったとき、
なぜか部屋の掃除を始めてみたり
ネットサーフィンを始めてそのまま一日を過ごしてしまったり
突然眠くなって「寝不足だからやめておこう」と言い訳を作って寝てしまったり
誰しも経験済みだと思います。
我々は動物ですが、人間です。
「本能だから仕方がない」と結局何の行動も起こさなければ、そのまま飯食ってうんこして一生過ごすことになります。
自分のやりたいことができるジムを選ぶ
「最初からウエイトトレーニングはちょっと嫌」
「プールから始めたい」
「綺麗なスタジオでヨガやピラティスをしたい」
「とにかく奇麗なところがいい」
など、「自分のニーズ」を最優先に考えるのが肝になると思います。
筋トレにこだわる必要はありません。
やりたいものが何もないけど、ジムに通わないとなあ…と思う方は、「これならば5分はできそうだ」と思いついたものから体験してみるのもいいと思います。
ジムはだいたいどこも一緒ですが、いろいろな種類があり、自分のニーズに近いものを選ぶのがいいと思います。
「プールだったらできるかな」
と思えば、プールがきれいなところを選ぶのもいいでしょう。
「スタジムプログラムでヨガができるところがいい」
と思ったら、スポーツクラブか、ヨガ専門の施設もあります。
「まずは自宅で継続できるようになりたい」
と思ったら、自宅で筋トレを習慣化できるといいでしょう。
「スーパーマッチョがいるような修羅の国で刺激を受けたい」
のであれば、そういったジムを探してみます。
こうして実際に行動に移すことができれば、
「短い時間だったけど、これなら続けられそうだ」
「ひと汗かいてすっきりした」
「ジムにいるかっこいい人にモチベーションをもらえる」
「今日も体を動かしたから、一日を無駄にしなかった!」
など、体や気持ちに変化が出てきます。
すると、
「次はこれをやってみよう」
「食事をまったく変えてなかったけど、試しに少しだけ変えてみようかな」
など、自然に次のステップへ進めることもあります。
そしてまた体が変わり、成功体験を積んでいくと・・・
まさに正のループ。ジムのとりこです。
逆に、「やりたいと思って始めたけど、やってみたらいまひとつかな」「つまんなかった・・・」と感じたら、次にやりたいことを考えてみるのが良いです。
通いやすさを優先する
「どうしても自分のニーズに合わない」など、特別な理由がなければ通いやすい場所にあるジムを選ぶのが吉です。
自宅から近かったり、仕事帰りに寄りやすかったり、場所選びも「ジム通い」という行動を習慣化するポイントになると思います。
冒頭でも触れましたが、相当な筋トレ大好き少年だった僕も半年でジム通いを挫折して辞めたことがありました。
しかし、のちにすぐ近所にジムができて、そこに通うようになりました。
通いやすさもあって、すっかりジムでのトレーニングが習慣化し「もっともっと」と上を目指すようになり、ボディビルの楽しさにどっぷりつかっていました。こうなればもう続かない理由はありません。
挫折してしまった最初のジムは当時の僕からしたらかなり遠い、車で片道50分の場所でした。正直行くまでが面倒になっていました。
新しいところは車で10分でした。
億劫でも少し疲れていても、言い訳することなく喜んで行くことができました。
もちろん、近くても通うのが億劫だったり、そもそも一人が良いのであれば、自宅での筋トレも選択肢に入ります。
料金が安いジムを選ぶ
高い会費を払うより、安いほうが続けやすいです。
ただ、会費だけでは決められない各ジムの特色もあるので、一概には言えません。
あくまでも自分のニーズを考慮して検討すればよいと思います。
月会費(おおよそ)
大手スポーツクラブ⇒ 1万から12000円くらい
24時間系コンビニフィットネス⇒ 6000円くらい
個人経営のボディビルジム⇒ 5000円から8000円
パーソナルトレーニング⇒ 値段差が大きいけど高額
市営体育館⇒ 数百円
または、「都度使用料金を払う」「時間帯による会員種別の差(フルタイム会員、デイタイム会員など)」もあります。
他にも、通いやすくなる理由や通うモチベーションが上がる理由などは、自分にとってプラスになればなんでもいいです。
それこそ、
ピチピチギャルが多いシャレオツなジムならちょっと頑張れるかも
スーパーマッチョに囲まれればトキメキながら取り組めそう
なんでもいいと思います。とにかくジムに通うことを習慣化する環境を整えるのも大切です。
というわけで、ジム選びもジムトレを習慣化するうえで大切な要素になります。
ジム通いが習慣化しやすい環境を整えるといった意味では大切なことになります。
ジムの選び方についての詳しい解説は、次の記事をご参照ください。
食事管理も習慣化しやすい環境を整える
ここまで、ジム通いの行動を習慣化するポイントとして書いてみましたが、食事だって同じです。
体づくりのための食事が面倒でしたら、便利グッズは現在山のようにありますので、利用しない手はありません。
料理が面倒でしたら、たんぱく質は缶詰やプロテインがあれば問題ありません。
ご飯を炊いたりおにぎり作ったり、茶碗を洗うのが面倒だったら、ロールパンを袋から出して食べればいいです。バナナもむしり取るだけです。
ミックスナッツも小腹がすいたときにつまむとおいしいし体にもいいですよ。
おやつを際限なく食べるよりメリットが多いです。
どうしてもおやつを食べたければ、ポテチやクッキー、チョコレートではなく、脂肪分が少なくて少しでもカロリーが低いせんべいにしてみましょう。
最低限の料理をしたければ、なべ料理が最強です。
ちゃんこ鍋を食べましょう。
味付けもバリエーション豊富ですし、材料をぶち込んで煮るだけで完成で、洗い物も少ないです。
栄養バランスも良く、しかも美味。
せっせとささみをゆでる必要はありません。
そもそもお肉をたくさん食べる必要もありません。
僕は今でも缶詰とプロテイン頼りです。楽で便利ですね。
缶詰代わりのたんぱく源として、プロテインバーという選択肢もあります。
プロテインバーは結構高いのですが、こちらで紹介するものは缶詰と大差ありませんし、甘くないので誰でも食べることができると思います。
たまには手抜きをして宅配弁当、という手もあります。
体づくりの献立はこんな感じだな、というイメージもつかめると思います。
こういった弁当系はダイエット限定メニューが多いのですが、マッスルデリは増量用もあります。
ジム通いが楽しくなって、興味を持てるようになったら勝ち!!
好きなものは自分から望んで取り組むことができます。
放っておいても実行が困難なときでも、やりたいことだったら何としてでもやろうとするのが人間の性。
ジム通い、体づくり、これが好きになり
「次はこうしてみよう」
「こんなことをやったらどうなるかな」
と、体づくりに関心、興味を持つようになれば、もう習慣化なぞ関係ありません。
あとは、気がついたら結構な成果が出るだけです。
時間の経過とともに、大きな結果が残るでしょう。
僕も「努力しているね」とか、「ストイックだね」とよく言われますが、単に筋トレが大好きなので這ってでも通っているだけです。
努力などしていません。遊んでいるだけです。
そしたら勝手にそれなりの体に変わっていた、ただそれだけです。
そのあたりの詳しい話は次の記事をご参照ください。
こうなれば、勝ちです。
ジム通いが続かない。長続きさせるポイント、まとめ
「とにかく1mmでも行動」
体を変えるための行動を習慣化する。継続と習慣が成果を出す。
そのポイントは、「少しだけやる」
大きく行動するのではなく、わずかでいいので、とにかく「行動」を「習慣化」することを意識するといいと思います。
1mmの行動は、いつしか2mm、3mmへ増えていきます。
1mmの行動でも習慣化すれば大きな行動につながっていきます。
ジムに行ってお風呂だけ入って帰るおじさんもいますが、それでも十分だと思います。
朝食を食べなかった人が、バナナ一本食べるようになるだけでも前進です。
何もしないよりは、先につながる可能性があります。
そして、行動しやすくなるよう環境を整えましょう。
近所のジムは通うのが楽ですし、10分だけジムで歩いて帰るだけでも前進です。
できそうなプログラムを扱っているジムだったらそれだけに参加してみるのもいいでしょう。
また、プロテインはコストも低く、いざという時には楽ちんです。
缶詰も便利ですよ!
おまけ。僕のやる気スイッチはミスターオリンピアでした
昔筋トレを挫折した僕は、近所にジムができたのがジム通い再開のきっかけになりました。
あと、たまたま見た「ミスターオリンピア1999」のビデオに衝撃を得たこともポイントになっていたと思います。
筋トレのスイッチが完全に入りました。
オープニングのダブルバイセップスを決めるグンター・シュリアカンプが衝撃的だったのですが、ちょっと見つけられませんでした。
「やべえぇぇえ!!!」と頭に雷が落ちました。
このビデオを見て、今は亡き「ナッサー・エル・サンバティ」のファンになってしまいました。
きっかけは人それぞれです。
とにかく、「少しだけ行動してみる」ことをポイントに、やるべき行動が習慣化するよう環境を整えていってください。
習慣化すると、その行動に楽しさややりがいを得られるようになり、「結果」が待っています。頑張ってください!
動画でも紹介していますので、お時間があればのぞいてみてください。