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筋肉日誌~別館~

トレーニング

最強のトレーニング方法はこれだ!!?

「トップクラスのマッチョが発信しているトレーニング方法」今や数多く目にするようになった「トレーニング系論文」「初心者向けのトレーニング方法」「分割法」「全身法」「食事」などなど・・

どの情報が正しいのかわからなくなるほど、数えきれないほどのボディビル情報であふれ、困惑する方も多いと思います。

片坊 陸
片坊 陸
筋肉情報過多、言ってること真逆すぎ、一体何が正しいの?

今回は、「最強のウエイトトレーニング」について、僕なりの考えを紹介したいと思います。

 

先にお伝えしますが、どの方法も正解であるということです。

しかし、自分に合っているかどうかが全てであり、それは皆同じではないと感じます。

僕の経験を交えてそのあたりを解説していきたいと思います。

さいとう
僕がトップクラスのボディビルダーだったらもう少し説得力があるのかもしれませんが、そこはほんとすいません。
片坊 陸
片坊 陸
とりあえず、一般枠から見たらなかなかのマッチョかもしれない、ということで、よろしく!
淫倉院 巻子
淫倉院 巻子
これからも諦めずにスーパーマッチョを目指せばいいではありませんか!

 

トップ選手がやっていることを真似れば近道?

僕も約20年間、数多くのトレーニング方法を試してきました。

僕は今40歳後半ですが、20代から今に至るまで、おそらくボディビル界隈で言われていることのほぼすべてのトレ法、食事法をそれなりにやってきたと自分では思います。

 

そんな中、

「トップの選手は結果を出しているのだから、それをマネすれば、同じルートをたどればそこにたどり着くじゃない。」

「同じ人間、自分にできないはずがない」

そんな単純な理由とともにそれを自分に言い聞かせ、真似をしてきた時期も長かったです。

 

しかし、僕の主観ですが、僕にとってよかったことは残念ながら一つもありませんでした。

トップにたどり着いた人にとっては素晴らしいルーチンだったとしても、僕にとっては弱体化の道をたどるのみと言っても過言ではありませんでした。

一番顕著に表れたのは、筋肉の張りがどんどん落ちること、扱う重量が少しずつ落ちていくことでしたね。

成長していく兆候が何一つありませんでした。

さいとう
回復力が高かったであろう20代からダメでしたね。
淫倉院 巻子
淫倉院 巻子
まあ、適当なトレーニングっぽくてもやたらでかい人も、あれこれ頑張ってフォームも完璧なのに何年も同じ体の人も、いますわよね。
片坊 陸
片坊 陸
結局それは素質ということ?トレーニングは何でもよいというわけかな?
さいとう
回復力には個人差が大きい、正直そう感じますね。よって、トレーニング法の合う合わないは実在すると感じます。

 

高強度トレーニング、気合が全てのトレーニングは?

ここで言う高強度とは、「トップ選手が行っている多種目多セットのトレーニング」のことです。

さいとう
正直、僕もこのトレーニング好きなんですけどね。とっても疲れますけど、どんどん集中できますし、やり切った感も強いです。

 

「まだまだ気合が足りない」と言われればそれまでですが、気合に任せたトレーニングも自分なりに行ってきました。

「トップになるためには、トップが通ってきた道を通るのが近道かもしれない」そう言い聞かせ、続けてきた時期も長かったです。

 

しかし、「頑張るほどに停滞」ここが僕の今の結論です。

 

どれだけ寝ても、どれだけ栄養をとっても、オフをはさんでもトレーニング間隔をあけても縮めても、何をやってもほとんど変わりません。

片坊 陸
片坊 陸
トレーニングが辛いからそう言っているだけでは?
さいとう
昔からそう言われることも多かったですよ。しかし、そうではありませんとしか言いようがないのですがね。他人がどう感じようと、自分が本心でそう思えばそれが真実です。
さいとう
自分でも「たったこれしきで、はぁー?」って思います。気持ちに肉体が置いてけぼりになってる感じです。ギャップは感じますよ。

または、ジャンクボリューム(無駄な刺激)を抑えつつ、高強度、という質の良いトレーニングを実践できていなかっただけかもしれません。そうであれば技術の問題もあるかもしれません。

しかし、結果として僕にとっては成長にはほとんどつながらないばかりか、続けるほどに筋力さえ落ちていく有様であることが多く、「モノにできなかった」かもしれないとともに「それは向いていない」とも言えると思います。

さいとう
筋発達にはストレッチ系と言いますが、僕はそれをやるとてきめんに回復が追い付きません。
片坊 陸
片坊 陸
やっぱり合う合わないがあるようだね。
淫倉院 巻子
淫倉院 巻子
言う事やることみなバラバラなのは、みんな体質が違うということですわね。

 

頑張れば頑張るほどよいとも言えなさそう

技術の習得はイメージと反復練習。

筋肉の発達にとってもそれがよいと思えそうですが、筋肉の発達と技術の習得とはまた別の問題と感じます。

さいとう
イメージは大切だと思いますが、反復練習の強度は人によると思います。
淫倉院 巻子
淫倉院 巻子
怪我すると思う?しないから。の理論でめっちゃ頑張ってみんな等しく成果が出ればいいのですがね。

筋トレをやればやるほど筋肉がつくかといえば、大体の人はそんなことはないと感じます。

もちろん、つく人もいます。

つまり、気合と頑張りが比例するのが筋発達ではなく、「自分にとって最適である刺激こそがその人の筋発達を最大限に引き起こす」と感じます。

 

ガンガンやって最大限に発達する人もいれば、もう少し抑え気味にしたほうが良い人もいる。

追い込みまくることで最大限に発達する人もいれば、追い込む一歩手前がちょうどよい人もいる。

片坊 陸
片坊 陸
追い込む追い込まない議論も結果出ないよね。人によって違いがあれば、出なくて当然かな。

気合は必要かもしれませんが、自分に適した範囲を超えずに、適した範囲で集中して行うことが必要と思います。

 

なので、人によって言っていることやってることが違いますし、どちらも正しいであろうことを話しているわけだと思います。

 

ルートはどちらも正解。

しかし、自分にとって最適なルートは、自分で試して選択する必要があると思います。

さいとう
ゴールに向かうルートは一つではなく、自分で歩いて開拓して進めていく!

 

僕の実例。似たような体質の人はいませんか?

僕はおそらく、回復力に優れた「選ばれし者」ではありません。

そうであったとしても特に不満はありません。

その中で自分に合った方法を探っていき、過去の自分を超えていくことの楽しみはありますからね!

どうであってもちゃんと筋肉は発達していきますし、適切に行えばもっともっと高みを狙えると今でも信じています。

 

さいとう
20年鍛えてきた結果、僕は以下の体感があります。

・コンパウンドを粘りすぎると中枢神経系の回復追い付かない感じ

・コンパウンドは低レップスでやると筋肉量、筋力ともに伸びていく

・コンパウンドのミドル、ハイレップスはやった感あるけど疲労をためるだけな感じ

・コンパウンドは低レップスに限る!

・アイソレートで追い込むと回復しない

・アイソレートは最低限に

・特にストレッチ系は1セットでも多いくらいに感じる

・ストレッチ系種目を頑張るとほぼ確実に停滞する

・バーベルのコンパウンドメインが合っている気がする

・あまり細かい部位を狙って追い込むと伸びない

・論文も人の意見も数多くあるルートの一つに過ぎない

・高頻度も低頻度も変わらない。怪我の可能性さえゼロならば高頻度一択。

・ピンポイントを狙って鍛えようと意識しないほうが良さげ

・筋肉を鍛えるより重さに慣れるつもりのほうが発達する感じ

・パンプアップさせようが何しようが、コンパウンドの重量が伸びないと体は変わらない

・追い込まないで重量を伸ばす方法を探す

・バーベル種目のマックス挑戦からの2割重量落として5×5セットだけでいいかもしれない

・超ハイレップスなど、意表を突いたトレをするとその時は新鮮味があるも、結局継続的な発達にはつながらない

 

「似てる」と感じる人もいれば、「何言ってんだ?」「言い訳か?」と感じる人もいると思います。

結局体質は皆同じではないということです。

さいとう
自分がどう感じるか、どのルートを通るかは、自己責任です。しかし選択することは必要と思います。
片坊 陸
片坊 陸
いばらの道であるほどに筋肉が成長するわけではないんだね。
さいとう
いばらであるほどに成長すればそれが合っており、そうではない場合もあるということですね!それは自己責任で選択していくことになります。

まとめ。きっと全て正解、しかし自分に適したルートがある。

自分の通ってきたルートで成果が出れば、それはその人にとっての真実になります。

そのルートがいばらなのか牛歩なのか、人によって様々なので、言うことやることが違うと思います。

 

マッチョになるゴールを設定した時、多くのルートが目の前に現れます。

今は情報過多とも言えるので、ルートの数はとても多いです。

 

実際にルートを選択し、歩き、評価をする。

時には評価を誤ることだってあると思います。

自分の判断を信じ、間違っていたとしても、それはきっと必要な経験に他なりません。

 

これを繰り返していくことによって、自分にとって最適なルートが導き出されていくと思います。

そのルートは一律ではなく、数えきれないほどあるのです。

それがきっと、誰がなんて言おうと、自分にとっての最適解だと思います。

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