マッチョになりたいけど、ジムの種類が多すぎてどこに行ったらいいのかわからない。
マッチョになりたいわけではないけれど、とりあえずなにかしらの運動したい。
そんなお悩みにお答えします。
今回は、ジム選びのポイントについて解説しています。
この記事を読むことによって、
筋トレを通してマッチョになるために、何が大切なのかわかる
自分の生活、ニーズに合わせたジム選びができる
あなたはどれ?タイプ別でジム選びができる
と思います。
僕自身も15年以上ボディビルを行ってきました。
昔は個人経営のジムと一部のスポクラしか選択肢がありませんでした。
フィットネスブームの現在、選択肢も豊富になり数々のニーズに応えてくれる時代になりました。
今やいろんなジムがありますが、それぞれのメリットデメリットを把握し、自分に合ったジム選びをしてみましょう!
まずは、ジム選びにおける結論です。
体づくりは継続が一番大切なので、通いやすい場所を選ぶ。
自分の目的は何なのか。その目的達成に特化したジムを選ぶ。
ここを押さえるのがポイントです。
体づくりには継続が大切!そのジム、継続できますか?
ジムといえば筋トレを主に行いますが、できることは筋トレだけではありません。
スタジムプログラムであったり、プールであったり、テニスやスカッシュ、空手などの各種スポーツであったり実に様々です。
目的はどうあれ、運動習慣を身につけたいと考えるのであれば「継続できる環境」を整えるのが大切になります。
体づくりをするのであれば、何の運動であれ継続が大切。
継続できる環境選びも、ジム選びでは大切な要素。
通いづらい環境では次第にジムから足が遠のいていってしまう。
全ての希望をパーフェクトに満たすジムがあればいいのですが、現実はなかなかそうもいきません。
「リスクリターンのバランス」をとり、自分にとって「ちょうどいい」環境を目指しましょう。
通いやすい場所を選ぶ
いくら気にいったジムがあっても、やたら遠かったり不便な場所にあるのも問題です。
ジムに行くこと自体が億劫になり、ジム通いが習慣化できない恐れがあります。
ジムに通う行動そのもののハードルが高くならないよう、場所選びは地味に大切なポイントになります。
会費は問題ないか確認する
せっかくいいジムに巡り合えたとしても、高い会費が家計を圧迫して生活に影響が大きすぎても問題です。
生活の基盤を大切に、収支のバランスを考えてジム選びをしましょう。
値段の相場としては、大まかに
パーソナル >> スポーツクラブ > 24時間ジム > 個人経営のジム > 体育館 > 自宅
です。
実際に体験をし、雰囲気を確かめる
場所も金額も大丈夫!
しかし、実際にそこで運動をしてみないと、雰囲気などはわかりません。
なんとなく居心地がよくないなあ・・
謎トレをしているおっさんがいる・・
いいマシンだと思っていたけど、案外使いにくいなあ・・
こんなことはよくあります。
個人経営のジムは体験コースがない場合が多いですが、だいたいどころジムも1回(1日)に限り無料体験を受け入れてくれます。
体験をお願いすることはジムに対して迷惑でも何でもありません。
結果入会を断ったとしても、それはあなたの責任でも何でもありません。
勇気を出して(?)堂々とジムの体験を申し出てみましょう。
あなたのタイプは?目的別おすすめジム!!
次に、数あるジムの中、あなたのニーズに合ったジムを提案したいと思います。
・通いやすい
・料金が問題ない
ここもおさえてください。
先ほども触れましたが、すべてのニーズに100%マッチしたジムはなかなかないとは思います。
リスクリターンのバランスをとり、ちょうどいい環境を選択してください!
何をやったらいいのかわからないあなたは「スポーツクラブ」
運動習慣を身につけたいけど
「何をやったらいいのかわからない」
「自分に何が合っているのかもわからない」
運動習慣が無かった人ほど、こう悩む方も多いと思います。
スポーツクラブは筋トレだけではなく、スタジムプログラムがとても豊富でプールが併設されているところも多いです。
とにかく運動の選択肢がとても多いのが特徴で、様々なニーズにこたえることができます。
自分に何が合っているかは、運動に限らず「実際にやってみないとわからない」のが当然のこと。
一日体験だけではすべて体験しきれないので、最初はあまりお金のかからないプランを検討するなど、できる範囲で経験してみるのがよいでしょう。
プランにもよりますが、基本的には月額12000円くらいです。
「デイタイム会員」など、平日の日中のみ利用できるプランだと半額近くにグッと安くなる場合もあります。
もちろん、実際に色々やってみて「全部だめだった、すべてしっくりこない」など、あって当たり前です。
それは実際にやってみたから分かったことなので、一歩前進です。
気にせず次のプランを考えるまでです。
そんなパーフェクトともいえるスポーツクラブにも、デメリットがあります。
ウエイトトレーニングをメインに行いたい方、ベテランマッチョにとっては器具の重量、種類が足りない。
ルールを守れない方(守れないというよりルールを知らない)が結構いて、トレーニングの妨げになる。
筋トレだけが目的で、とにかくスーパーマッチョになりたいという方には物足りない場合があります。
明け方や夜中、いつ行けるかわからないあなたは「24時間系ジム」
ジムが24時間営業になる日が来るなんて、昔からすれば信じられないことでした。
なんてフレーズ、知らない若者も多いのではないでしょうか。
しかし、今や「コンビニフィットネス」は全国あちこちに展開し、忙しいトレーニーにとって「救いの手」となりました。
24時間営業だけではなく、「着の身着のまま、土足でオーケー」というジムも多いです。
何の準備もいらず、ちょっとした隙間時間にちょっくら寄って、レッツボディビルディング。
なんてよい時代になったのでしょう。
しかも会費はスポクラよりも大幅に安く、月額6000円前後ときたものです。
お仕事で決まった時間に通えないあなた。
子育てや家庭環境で夜中や明け方にしかジムに行けないあなた。
忙しい現代人にマッチョした、もといマッチしたジム、それが24時間系のジムでございます。
そんな現代人の救世主ともいえる24時間系ジムでも
スタジオエクササイズがない店舗も多い(もちろん夜中や明け方はやっていない)。
ウエイトトレーニングをメインに行いたい方、ベテランマッチョにとっては器具の重量、種類が足りない。
たいていのトレーニーには満足いただけると思いますが、スーパーマッチョを目指す方にはちょっと物足りない場合があります。
限られたコミュニティで本格的にやりたい「個人経営のジム」
スポーツクラブが少なかった昔、ジムといえば個人経営のこじんまりとしたジムが主流でした。
プレハブのようなジムや、自宅の一階がジムであったり、ビルのテナントに入っていたり。
近年はスポーツクラブに押されてか、数を大きく減らしたように感じます。
営業時間も短めで、昼過ぎから夜までの営業が多いです。
会費も5000から8000円くらいです。
ボディビルに特化した環境であることが多く、ジムオーナーが元ビルダーとか珍しくありません。
よって、いつでも的確なアドバイスがもらえる他、マッチョになるための環境がばっちり整っている場合が多いです。
更に会員さんの数は少なめで、いつも同じ顔触れです。
よって、いろんな会員が入り乱れるスポクラよりも、コミュ障気味の方には通いやすいのかもしれません。
僕の経験上、そんな個人ジムの常連のマッチョさん方はとても紳士で優しい方が多いです。
トレーニングを始めたばかりの頃、僕も大変お世話になったものでした。
また、いつもお世話になっていたからこそ、コンテストのための減量などの経過を見ていた当時の僕は、そんな先輩方を心から応援したものでした。
マッチョになりたければ問題が無いのが個人経営のジム。
物足りない点を上げるならば、
スポーツクラブに比べて営業時間が短め。
ウエイトトレーニングに特化しており、スタジオやスパなどはないため、運動内容が限られる。
会長さんが不定期で不在なことが多い
トレーニング時間に問題がなく、筋トレだけが目的ならば個人ジムはおすすめです!
とにかくゴリマッチョを目指したい「ゴールドジム」
マッチョになりたければゴールドジム一択。
スポーツクラブのくくりですが、「ゴールドジムというジャンル」ができてしまうほど、ボディビルをするならば是非通いたいジムです。
インストラクターもトレーニング経験豊富で、ひょろひょろのバイトがいるわけでもなく(失礼)、
筋肉の悩みに対し的確なアドバイスをしてくれます。
会員さんもシリアスマッチョが多いため、トレーニング風景を横目で見ていても色々と参考になること請け合い。
そんなゴールドジムですが、マッチョよりも普通体型の方のほうが多く、初心者だからと敬遠する必要は全くありません。
店舗にもよりますが、混雑するのはやはり18時以降の仕事帰りです。
ほとんどのマッチョもその時間帯から登場します。
そして間違っても「かわいがり」なんてものは存在しません。
そんな完璧ともいえるゴールドジムですが、欠点(?)をあげるとすれば
マッチョだらけというイメージが強く、初心者に敬遠されがち。
マッチョになりたい人には不要だが、プールはほぼない。
時間に投資!確実な成功体験を得られる「パーソナルジム」
とにかく高いパーソナルジム。
桁一つ違います。
有名どころではライザップですね。
しかし、そのお金には「時間への投資」が含まれていると、僕は考えます。
経験豊富なトレーナーが専属で付き添い、トレーニング中は他の会員とは会うことなくいつもの空間でマンツーマン。
運動はもちろん、栄養、休息、そしてメンタルサポートまで、幅広く手厚くあなたが目指すゴールへと導いてくれます。
右も左もわからない初心者の方で、確実に成果を出したい方におすすめです。
初心者であるほど遠回りをしてしまったり、間違ったトレーニングや食事をしていることも多いです。
結局成果は出ない・・。
YouTubeでの筋トレ情報も沢山ありますが、それでも初心者にはハードルが高いのです。
結局、大幅な時間のロスが発生するだけではなく、努力むなしく結局成果ゼロでフェードアウト・・。
失ったのは時間と労力だけではありません。
「やっぱり自分はダメなんだ‥」という自信も失い、いつしか完全に諦めてしまいます。
しかしパーソナルジムは最短で確実にゴールまでエスコートしてくれます。
そして短期間でゴールにたどり着いたとき、あなた自身にも「体づくりの知識」「成功体験」「自信」これらがしっかりと残るため、退会した後もずっと役に立つ大きな資産になるわけです。
「時間」を買って、
短期間で確実に今後永く使える「資産」にする。
お金はかかりますが、時間を大切にしたい方にとって価値ある投資と言えるでしょう。
僕の職場にはパーソナルジムに通っている方が5,6名いるのですが、ダイエット成功率100%で全員まるで別人にレベルにまで肉体改造に成功しています。
話を聞くと「高いお金を払ったからやるしかない」「全部教えてくれるから安心」という、背水の陣+完璧なエスコートを感じた方が多いようです。
何もわからない完全な初心者が確実に成果を出すには、パーソナルジムも選択肢としてありだと思います。
また、自宅でもパーソナルトレーニングを受けられる時代にもなりました。
自宅にいながらパーソナルの手厚いサポートを受けられるため、忙しい人にとっては救世主となるでしょう。
ジム選びのポイント、まとめ
筋トレでもスタジオエクササイズでも、とにかく運動習慣をつけるには「通い続けることができる」環境が第一です。
ジムに行くこと自体のハードルが高ければ、ジムでの運動は長続きしません。
運動経験がなく、どんな運動が合っているのかわからない人は幅広いニーズにこたえられる「スポーツクラブ」
隙間時間や夜中、明け方、忙しい生活環境に運動習慣を組み込むならば「24時間系ジム」
ボディビル、筋トレに特化し、顔なじみで通いやすい「個人経営のジム」
ボディビルを本格的に行うならば、第一選択の「ゴールドジム」
時間に投資。回り道せずに最短期間で確実に成果を出し、ノウハウを自分に残せる「パーソナルジム」
自分の環境と目的にマッチしたジムを選択し、ジムでの運動を習慣化。
運動自体を楽しんで、自然にゴールへ近づいていくのが理想です。